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身長を伸ばすために鉄分の摂取は本当に必要なのか?

鉄分は身長を伸ばすためには不可欠な栄養素です。 ただし、鉄分を積極的に摂取したからといって、実は身長の伸びにはあまり影響はありません。なぜ鉄分の摂取は必要ないのか?なぜ身長を伸ばすためには不可欠なのか?といった疑問を栄養学の観点から解説します。

1. 鉄分と身長を伸ばす効果

鉄分は身長を伸ばすためになぜ必要か?

鉄分には血液中の酸素を運ぶ働きを持ち、身長を伸ばすためには骨を伸ばすことが重要になってきます。
がいこつのように無機質なイメージをもたれる骨にも、実は血管があり血液が流れています。
出血するほどの大きな血管ではなく全て毛細血管と呼ばれる微細な血管が存在しているのです。
骨が成長することや骨折時に治癒することなども骨の中の血液から栄養素や酸素を受け取っているために出来るのです。
鉄分が不足することは血液中の酸素の流れが悪くなることから成長を悪くするだけでなく命にも関わってくる問題にもつながります。

なぜ鉄分は摂取しなくてもよい?

血液中で重要な働きを持つ鉄分がなぜ身長を伸ばすためには必要ないのでしょうか?
それは、鉄分が体内で再利用される性質を持つことにあります。
再利用されることで身体から出ていきにくい性質を持っているため、積極的に摂取しなくても体内で必要な量を確保しやすいのです。
通常の栄養素であれば摂取した栄養素は身体の代謝に使われることで消費されてしまい、常に新しい栄養素が必要とされます。
鉄分の場合は体内でリサイクルされることで1日に排出される量がわずか1mg程度で多い量ではありません。
そのため、日常の食事量が採れていれば不足することはあまりないのです。
ただし、女性やケガをしやすい子供の場合は鉄分不足への注意が必要です。
鉄分不足の原因として、ダイエットで食事制限をしている場合、月経やケガにより出血が多い場合は鉄分不足になる恐れがあるのです。
症状として貧血や頭痛が多いときは鉄分不足も疑う必要があります。

2. 鉄分の働き

酸素の供給

鉄分は体内ではヘモグロビンと呼ばれる構成成分に変化します。
このヘモグロビンの機能は肺から取り込んだ酸素を、脳や筋肉、骨などの全身に供給することにあります。
酸素は全身のエネルギーを得るために働くことから、酸素が途切れてしまうとエネルギーが切れてしまい機能が停止していまいます。
特に脳は取り込んだ酸素の25%を使用するほど重要な機能であるため、酸欠になることでまず初めに脳がダメージを受けてしまうのです。
鉄分不足によって頭痛や貧血の症状を引き起こすのも脳の酸素不足の場合があります。

骨や内臓に保管している貯蔵鉄

実は体内で機能している鉄分は70%程度で、残りの30%は骨や内臓に貯蓄をする機能が備わっています。
鉄分が不足した場合には、この貯蓄鉄が使われることで血液中の鉄分は常に一定量になるよう調整されているのです。

3. 鉄分の摂取時の注意点

鉄分の過剰摂取による問題

鉄分は過剰に摂取しても体内には吸収されないしくみができています。
そのため、通常の食事で多めに採ったとしても基本的に体外に排出されるため特に問題はありません。
サプリメントなどで急激に過剰摂取すると中毒症状や鉄沈着化の症状が起きる可能性があります。

鉄分の不足による問題

子供の成長にも鉄分の不足は問題になりますが、まず生命活動の維持にも関わる重大な問題であることを意識しておく必要があります。
鉄分が不足することで脳の酸素供給の効率が悪くなることから、貧血や頭痛、動悸などの症状があらわれます。
また、いまだに原因は解析されていませんが、必要以上に氷を食べたくなってしまう『氷食症』といった事例も確認されています。

4.背を伸ばす栄養素

鉄分で身長が伸びないのであれば、どのような栄養素が必要になるのでしょうか?
基本的には、以下のような骨を作る栄養素が必要になります。
■たんぱく質
■カルシウム
■マグネシウム
■リン
■アルギニン

上記の栄養素のうち『リン』のみは現代人にとって過剰摂取気味である栄養素と言われているため、積極的に摂取する必要はありません。
リン以外の栄養素は全て身長を伸ばすためには必要な栄養素であり、現代人には不足しやすい栄養素でもあります。
特に『牛乳』と『豆腐』のような食材をあわせて摂取することで上記の栄養素をバランスよく採れるため身長を伸ばす効果を高めてくれます。
『アルギニン』のみは肉類から摂取することも可能ですが、身長を伸ばす目的で摂取するには量が不足しています。
また肉類は食べ過ぎることで生活習慣病になる恐れもあることから、アルギニンはサプリメントから摂取する方がもっとも効率的です。
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5.食事以外の背を伸ばす方法

睡眠で成長ホルモンの分泌を促す

子供の身長を伸ばすためには成長ホルモンの分泌は不可欠です。
成長ホルモンは睡眠時間帯中に分泌されやすいことから、睡眠時間の多い子ほど身長は伸びやすくなります。
また、早寝早起きも成長ホルモンの分泌に影響があるため、早寝早起きをする子ほど身長は高くなりやすいです。

運動で成長ホルモンの分泌を促す

身体を動かす運動は子供にとって身体を成長させるためには大切なことです。
運動で身体を動かすことで成長ホルモンの分泌が促されることから身長を伸ばす効果を高めてくれます。
運動の種類は特に決められたスポーツにこだわる必要はありません。
ただし、重たい物を持ち上げるウェイトリフティングのような荷重を感じる運動や筋トレはオススメできません。
運動の種類としてはジャンプのように全身を使って重力に逆らうような運動がオススメです。

運動量が増えたら食事も増やす

運動が増えると消費カロリーも高くなります。
特に炭水化物のようなエネルギーの源となる栄養素が不足してしまうと、体内のたんぱく質を分解することでエネルギーを確保するといった働きがあります。
運動力が増えることにあわせて食事量は必ず増やしておかなければなりません。
もし、食事量が増えないようであれば、サプリメントから栄養補給をすることは医学的にも推奨されています。

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