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身長を伸ばすために必要な亜鉛とは?

身長を伸ばす栄養素として取り上げられている多くの栄養素、それらは身長を伸ばすためになぜ必要なのでしょうか?
摂取することでどのような効果が期待できるのかを栄養学の視点から解説します。
今回は亜鉛について詳しく解説していきましょう。

1. 亜鉛とは?身長を伸ばすために必要なのか?

亜鉛

体内で働く多くの酵素の成分として欠かすことのできない必須ミネラルのひとつです。
たんぱく質やDNAの合成にも作用があることから、身長を伸ばすサポート役として働きかけます。
亜鉛が不足することで成長障害におちいってしまうことがあるように、子どもの成長には必須のミネラルです。

亜鉛の効果

酵素の成分として働きをサポートする効果があります。
酵素とは、筋肉の動きをサポートしたり、息をするなどの生命活動の維持、胃液の中の消化酵素や身体の組織を作りかえる代謝に作用があるなど人が生きるために必要な活動の全てを支える働きがあります。

そのため、亜鉛にも子どもの成長や美肌に必要な代謝を高める効果や、DNAの合成や免疫力を高める、傷の治りがよくなるなど多くの効果があります。

2. 1日の摂取基準と主要な食材

1日の摂取基準

0~5ヶ月 2mg
6~12ヶ月 3mg
1~2歳 5mg
3~5歳 6mg
6~7歳 7mg
8~9歳 8mg
10~11歳 10mg
12~14歳 11mg
15歳以上 13mg

上記の基準値が1日に摂取しておく必要のある亜鉛の摂取量です。
亜鉛は中毒性が強いため多くの量を摂取しすぎないことが大切でおおよその許容範囲である1日35mg以上は摂取しないようにしておく必要があります。

主要な食材

亜鉛は魚介類、肉、野菜、大豆製品などさまざまな食材に含まれているため、通常の食事からでも十分量が摂取可能です。

なかでも飛びぬけて亜鉛の成分量が多いのがカキが最も有名です。

3. 過剰摂取・不足気味による注意

過剰摂取の注意点

亜鉛は身体に様々な恩恵をもたらしてくれますが強い毒性があるため、過剰摂取には特に注意が必要な栄養素です。
特にサプリなどで大量に摂取することで急性中毒を起こす危険性もあることから、メーカーの推奨する量を超えて服用することは絶対にしないようにしましょう。

不足気味による注意点

普通の食事からでも十分な量が摂取できますが、加工食品やファストフードばかりを食べていると亜鉛不足に陥りやすくなります。

亜鉛で欠乏することで成長障害や味覚障害、うつ病にも繋がる恐れがあるため注意が必要です。

4. 亜鉛で身長は伸びるか?

結論からいうと亜鉛だけで身長を伸ばすことはできません。
たんぱく質やカルシウム、マグネシウムといった骨を伸ばすための栄養素をバランスよく採ることが身長を伸ばすためには必要になります。
亜鉛は、骨や内臓など体内のあらゆる箇所に存在する成分で、たんぱく質の合成などにかかわるサポート役として働きます。
亜鉛には身長を伸ばす効果をサポートしますが材料となる栄養素がなければ身長の伸びは期待できません。

5. 亜鉛サプリメントに効果はある?

亜鉛サプリメントでは栄養素は亜鉛だけしか摂取できません。
先述したとおり、身長を伸ばすためには様々な栄養をバランスよく摂取しなければ身長を伸ばす効果はありません。
初めから身長を伸ばす目的で開発されたサプリメントを選んでおいた方がより効率的に栄養を摂取できるため身長を伸ばす効果を高めてくれます。
特に、骨の土台となるたんぱく質が優れているサプリメントがオススメです。

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6.亜鉛で成長が止まった大学生以降でも身長が伸びるって噂は本当?

亜鉛には新たな骨を作るための骨芽細胞の働きをサポートする効果があります。
そのため身長の伸びが止まった大学生以降でも亜鉛を飲むことで身長を伸ばす効果があるようにも聞こえますが、実はこの情報は誤りです。
日本人の身長の伸びが止まるのは16~18歳ごろが一般的です。
身長が伸びるためには、『骨端線』と呼ばれる骨の伸びを確保するためのスペースが必要になります。
高校生や大学生の頃に身長の伸びが止まってしまうのはこの骨端線が完全に閉じてしまうことにあります。
骨は生きていくうちに少しずつ破壊と再生が繰り返されており、骨芽細胞から新しい骨が作られています。
およそ2年程度の期間で全身の骨はすべて新しい細胞に入れ替わっているのです。
骨芽細胞は確かに身長を伸ばすためには必要な働きを持ちますが、骨端線がとじたあとでは亜鉛を摂取しても身長の伸びは期待できません。

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